Sightは、私たちの"ものを見る"という経験を全く新しいものに変えるデバイスです。日々の生活で我々が目にする映像を、音に変換して聞かせてくれます。私たちはSightを身に着けることで、普段目を使って認知している視覚の世界を"聴く"ことができるようになるのです。
「そんなことできるの?」そう思う人もいるかもしれません。私たちはできると考えています。イルカやコウモリは音によって餌を探しています。この能力はエコロケーション(反響定位)と呼ばれており、人間にもこの能力が使える可能性があることが知られています。私たちは、この隠された人間の「脳の機能」を引き出してみたいと考えています。
さぁ、あなたもイルカやコウモリの世界をSightを使って体験してみませんか?
※現段階でのイメージです。
– 受賞 –
東京大学情報理工学系研究科主催ハッカソン
JPHACKSスポンサー賞2賞受賞(リクルートホールディングス・Accenture)
DIGITAL CONTENT EXPO 2015
– 委託事業 –
IPA情報処理推進機構、未踏IT人材発掘・育成事業:2015年度プロジェクト採択「空間知覚拡張のための“聞こえる化”デバイスの開発」
https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2015/gaiyou_i-4.html
– 取材記事 –
人間はどこまで進化できるのか? "音で見る"感覚拡張デバイス「Sight」開発者インタビュー
(GIZMODO)
http://www.gizmodo.jp/2015/07/sight.html
ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム
(GCL NEWS LETTER)
http://www.gcl.i.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2015/02/GCLnewsletter_2015-02_No.17.pdf
「ハッカソンはビジコンじゃない」 東大の硬派なコンペに強者続々
(withnews)
http://withnews.jp/article/f0150101000qq000000000000000W0090901qq000011294A
和家尚希 ( Wake Naoki )
鈴木良平 ( Suzuki Ryohei )
伏見遼平 ( Fushimi Ryohei )
宗像悠里 ( Munakata Yuri )
1992年愛知生まれ。
東京大学工学部卒業後、現在は同大学院にて神経科学の研究に従事。
専門はロボティクス・機械学習・ニューロリハビリテーション・神経工学。
1991年東京生まれ。
東京大学理学部卒業後、現在は同大学院にて計算機科学を専攻。超音波を用いた映像制作システム「AnnoTone」等、視聴覚表現の裾野を広げるユーザインタフェース研究およびメディアアート制作に従事。J.J.Gibsonを中心として知覚心理学に関心を持つ。
1991年岡山生まれ。
エンジニアとして、HTML5ゲームエンジン「enchant.js」や、モノの気持ちがわかるIoTデバイス「mononome」を開発。ほかハード・ソフトをまたがり様々なプロトタイプの設計を行う。
現在は東京大学大学院にて心理学を研究。専門は情動体験操作や錯覚を利用したユーザインタフェース。
1992年東京生まれ。
多摩美術大学にてインタラクションデザインを学び、紙からCG、映像まで媒体問わず制作活動中。
Adobe Student Repとしてセミナー開催や、Adobe道場出演経験を持つ。
Photo : rey nguyen , Stephen Brace